国産墓石聖地「庵治」で歌い継がれている唄

前回までちょっと大島石のことばかり
気合が入って書いてしまったので、

今日はちょっと気分を変えて、もうひとつの
瀬戸内の銘石「庵治石」について書いてみましょう。

庵治石とは香川県高松市庵治牟礼町で採掘される
国産墓石の最高級石材です。

現在でも石材業界の聖地のようなところで、
毎年、「庵治ストーンフェア」という石材業界の
見本市がここで開かれます。

今年も庵治ストーンフェアが開かれたのですが、
そこで庵治の石職人さんたちが無形文化財に指定されている
「牟礼石切唄」を披露してくれていました。

過酷な環境の中で石を採掘、加工される際に、
昔の石職人さんたちがこの唄を歌いながら
大変な作業をされていたのでしょうね。

石職人さんたちの魂の唄を聞いて下さい。




いかがでしたか?

なにかこう・・・心に響くものありますよね。

こういった日本の原風景というか、
本当の日本の職人さんたちがいま、どんどん減っています。

中国など人件費の安い海外へ技術ごと流れてしまい、
石材業界も他業界と同じく「産業の空洞化」がおこっています。

こういった流れを止めるには、国産の墓石で少しでも多く
お墓を建てていくことしかありません。

石材業界を代表して申し上げます。

日本の将来のため、ぜひお墓は国産墓石で建てて下さい。
よろしくお願いします。


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